1. 改正の背景 |
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住宅火災による死者の約7割が「逃げ遅れ」であり、又、米国及び英国では既に住宅 用火災警報器の設置が義務化されており、住宅火災による死者が半減したという実績がある。 |
2.基本的な考え方 |
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本来、一般住宅は自己責任の範囲であるので、住宅用火災警報器の設置を義務付ける住宅の部分は最小限とする。 |
3.住宅用火災警報器の設置場所 |
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住宅火災による死者は「就寝中」が最も多いことから、主に寝室及び寝室のある階の階段の上端とし、天井又は壁面に取り付ける。 |
4.住宅用火災警報器の概要 |
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火災により発生する煙を自動的に感知し、住宅内にいる人に警報ブザーや音声により早期に知らせ、避難をうながす器具である。 |
5.住宅用火災警報器の取付け方法 |
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天井に取り付ける場合は、壁面から60cm以上離し、壁面に取り付ける場合は天井から15〜50cm以内の場所に取り付ける。 |
6.「台所」などの火災発生危険の高い場所については、自己の判断において設置す |
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るものとする。 |