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中腰で物を持ったとき、顔を洗おうと前かがみになったとき、また長い時間前かがみで仕事をして立ったときにぎっくり腰をおこすことがあります。突然腰に痛みが走り曲げることも伸ばすこともできません。
激痛のために多くの人は、椎間板ヘルニアや腰骨の骨折ではないかと思われますが、そのようなことはほとんどなく、背骨を支えている筋肉の傷痛や、すじ違いによる痛みが多いようです。ぎっくり腰や腰痛になったら、ひざの下に座布団を折り重ね、ひざを曲げ背中を曲げる「エビ」のような姿勢で寝ると痛みは少なくてすみます。
ぎっくり腰には昔から安静が一番と言われてきました。腰が痛いからといって揉んだり叩いたりしないで下さい。かえって悪くなることがあります。ぎっくり腰は捻挫や肉離れのようなものであり、腰を冷やすことは痛みの軽減、早期治療に効果があります。
また、腰を温めることは逆効果で２〜３日は、お風呂を控える方が無難で、お酒も控えた方が良いのです。
最近では、痛みが引いた後は、出来るだけ起きて、再発に注意しながら可能なかぎり日常生活を行うことで早く良くなると言われています。しかし痛みがひどく、２〜３日しても普通の生活が出来ないようであれば、病院で受診して下さい。 |
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