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花粉症
 花粉症はくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどつらい症状ですが、なぜ花粉症になるのかを知って、正しい予防法で少しでも花粉症の症状を軽くしましょう。
原因
 花粉症は、スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギなどの花粉を吸い込んだために起こる病気です。人間のからだには体内に侵入しようとする外敵(異物)をやっつけようとする働き(免疫)があり、この外敵に過敏に反応して無害な花粉にまで免疫機能が働いてしまい、アレルギー反応が起こります。発症は遺伝・住環境・食生活などのさまざまな要因が重なって起こります。
症状
 下記のような付着部位の違いによって症状が異なります。

@ 鼻、目 ・・・くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど
A のど、気管 ・・・のどのかゆみ、咳の発作
B 皮膚 ・・・ほてり、ビリビリ感、湿疹、皮膚炎
C 胃、腸 ・・・消化不良、食欲不振
D その他 ・・・頭重感、倦怠感、熱感、イライラなど
予防法
 アレルギーは自律神経のバランスが崩れたときに症状が悪化するので心身の安定も大切なことです。また皮膚が過敏反応しないためには乾布摩擦・冷水摩擦・薄着の習慣が効果的です。鼻の粘膜の血行が良くなれば鼻づまりは軽くなるので運動を積極的に行いましょう。あと、十分な睡眠、ストレスの解消、バランスの良い食生活また喫煙・香辛料・飲酒を控えるなども大切なことです。

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