海部地方総合防災訓練
                  
 平成17年6月5日(日)海部地方総合防災訓練が愛西市塩田町地先木曽川左岸において行われました。訓練は海部郡の暴風、集中豪雨及び地震に対する防災体制を確立することを目的とし、各種団体約1500人が参加しました。
 訓練は、震度6弱の地震により、複数の交通事故や建物倒壊などにより、人的被害が多数発生した想定で、当消防署の救助工作車隊が倒壊したビルに取り残された人を最新の救助機材を駆使し救出後、救急車隊がその救助者の処置を施し、担架で搬送を行いました。また、救急車隊は、応急救護所で一次トリアージ訓練と応急処置訓練を行い、さらに、救護所に収容された負傷者は医師による二次トリアージを受け、そのタッグの指示に基づき救急車隊は、負傷者を医療機関に搬送する訓練をしました。
 このトリアージとは、多数の傷病者が同時に発生した場合、受傷状況から緊急度と重傷度により傷病者を選別し、治療優先順位を決定する作業で、トリアージタッグとは、傷病者に付ける札を示し、治療を受ける時の重要な情報となります。JR福知山線の列車脱線事故でも、このトリアージタッグが活用されました。
 この訓練を通じて、参加者みなさんの自然災害への関心や心構えが、ますます高まった訓練となりました。
訓練の様子は、下の写真をクリック!!
(写真は10枚掲載されています。)

訓練の様子。







ナンちゃん