管内が震度６強の地震に見舞われ、建物等の倒壊により多数の負傷者が発生したとの想定で職員を非常招集し、防災訓練を実施しました。
　震災時には、救助・救急要請が多発します。消防機関としては、限られた人員、車両・資機材を最大限に活用し、人命の救護を最優先とした活動を実施することになります。特に傷病者が多数発生した場合には、トリアージを行い、緊急度、重症度により傷病者を選別し、救命の可能性の高い傷病者を優先することにより、限られた資源で最大多数に最善を尽くし、防ぎ得た死の回避を目指します。
　震災時には、「自分たちの住んでいる地域は自分たちで守る」という「共助」が有効です。９月には防災訓練が各地で実施されますので、進んで参加しましょう。