平成２２年度　海部南部消防組合　職員研修会

名古屋産業大学・大学院の伊豆原浩二教授を講師にお迎えし、職員研修会を実施しました。 　伊豆原教授の専門分野は、都市交通計画、交通工学で「公共交通とまちづくり」について講演されました。 　講演の中で、公共交通は、環境や人にやさしく、安全性が高いなどのメリットや中心市街地や地域の活性化への期待があるが、現実は需要は減少し、苦しい経営となっていること。そして、安全で快適な生活が出来る“まち”をつくるためには、交通の仕組みを住民が自らの参加で、計画立案、施策展開、点検・評価、見直し・改善を繰り返し実施していくプロセス。そして、住民が自らの行動を考えていくことが必要と聞き、まずは自家用車に依存する自分の行動パターンを考え直してみようと思ったところです。 　消防職員として視野を広げ、見識を深めるという目的を十分に達成できた研修会となりました。