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消防長ブログは月一回の更新を目指して
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簡単な情報発信をしていきたいと思います。
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ナンチャン
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消防長ブログ
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平成22年10月09日開設
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平成22年10月19日
海部南部消防本部消防長の伊藤です。
皆さん、今日は最初ということで消防と一番関係の深い「火災」の話をさせて頂きます。 |
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皆さん「火災出火率」という言葉を聞かれたことがありますか?「出火率」とは「人口1万にあたりの火災件数の割合。率が少ないほど火災発生割合が少なく安心安全」ということで、反対に率が高いほど安心・安全が守れてないということです。
この統計データは、下記の全国消防会ホームページのダウンロードをクリックしていただくと「消防現勢」として公開されて、誰でもダウンロードして見ることができます。
URL http://www.fcaj.gr.jp/information/Public/fcaj/page51.htm
この消防現勢データによると当消防は平成21年の火災件数は50件、出火率順位が全国802消防本部中17番目、東海三県74消防本部中2番目と大変不名誉な記録となっております。我々消防としても本当に恥ずかしく思っております。そのことにより地域の安心・安全率が低いということで非常に残念で悔しい思いもしております。
本年は特に職員一丸となって火災を1件でも少なくなるように「予防指導及び広報活動」に全力投球をしております。その甲斐あって10月20日現在、29件(建物9件、車両6件、船舶1件、その他13件)と昨年の同時期は44件と比べ15件少ない火災件数となっております。しかしながら安易に喜でいいのでしょうか。出火率の全国平均からすると5万の人口であるなら20件となりますので、既に「9件」もオーバーしている状況です。今年も、残り2ヶ月余りとなり、これからが本格的な火災シーズンになることから、再度、腹帯を締め頑張らないといけないと思います。
そこで我々職員だけでなく、このページを読まれた方来月の11月9日から平成22年秋季全国火災予防運動が始まります。なお一層の「火の用心」をお願い申し上げ、火事の発生の少ない安心・安全な地域にしましょう。
※ H22年度版消防現勢からの参考資料
<消防現勢データには出火率は表示されてませんので計算が必要>
出火率全国平均:3.97 (人口128,798,656人、火災件数51,123件)
出火率全国1位(神奈川県二宮町消防):0.33 (人口30,164人、火災件数1件)
出火率全国最低(沖縄県国頭地区消防):19.62 (人口10,706人、火災件数21件)
出火率全国17位(海部南部):9.93 (人口50,375人、火災件数50件)
H22年度全国統一防火標語
「消したかな」 あなたを守る 合言葉 |
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